植栽の手入れをする手順
2024/03/02
植栽の手入れをする事を剪定といいます。
今回は、剪定するにはいつどのように行うべきかなど剪定の手順についてお話します。
剪定する時期
植栽を剪定するには夏と冬の年2回行うのが良いでしょう。
夏の剪定
6月頃を目安に枝など伸びてきた部分を剪定します。
植栽の日当たりを良くし、害虫予防の効果があります。
バランスを整える事で、台風対策にもなります。
冬の剪定
冬は植栽の休眠時期になります。
その時期に剪定するのは、春に備える事を目的とします。
形を整える為、夏よりも大きく剪定する必要があります。
剪定方法
それぞれの剪定するべき時期に、剪定すべきやり方があります。
夏の剪定を怠ると、もっとも厄介なのが枝葉が茂りすぎて虫が発生してしまうという事。
その為、夏の剪定では余計な部分の切り落としや風通しを良くすることを意識した剪定が必要です。
冬の剪定では、他の時期に綺麗な形を保たせるために大胆な剪定が必要です。
しかし常緑広葉樹と呼ばれる、年中葉が落ちる事が少ない樹木は冬の剪定には向きません。
剪定手順
剪定するには上から下へ、外から中へが基本の手順となります。
ご自分のセンスで行うのも良いでしょうが剪定する基本的な部分としては
・伸びすぎた枝
・向きが違う枝
・幹から伸びる小枝
・根元から伸びる枝
これらを意識して剪定するとバランスよく形を整えることができます。
まとめ
植栽の手入れは正しい手順で、意味を理解して行わなければ様々なトラブルが発生する事も。
是非、剪定の方法を知り、やるべき時期を見極めて手入れをすると良いでしょう。